日本一の米を生み出す山居倉庫

米どころ酒田の倉庫


酒田と言えば、

全国的にも米どころとして有名ですが、

山居倉庫はそれを象徴する酒田のシンボルなんです。

 

1893年(明治26年)に旧庄内藩の藩主酒井家により、

酒田米穀取引所の付属倉庫として建てられました。

 

NHKのテレビ小説、

「おしん」は皆さんもご存知ですよね?

 

実はこの「おしん」のロケーション舞台にもなったんですよー!

当時地元では知らない人がいないぐらい、話題になりました。笑

 

この山居倉庫は、

舟の積み下ろしに便利な土地のため、倉庫として使われています。

大きな木造の建物の倉庫が12棟も並んでいます。

そして向かいの最上川側には、ケヤキ並木があります。

 

100年以上の歴史がありながらも、

現在も庄内米を貯蔵する倉庫として健在なんです。

 

小さい頃は古い建造物を見ても、

ちょっとすごいなーと思うぐらいでしたけど、

 

大人になってから見ると知っていることが増えたので、

歴史を感じて楽しいと感じるようになりましたね。

 

先人の知恵が生かされた作り


現在も使われている倉庫の屋根は、

二重構造で直射日光の熱や、

米俵から出る熱などの放熱性が考慮されています。

 

また、防湿効果の為、

土間ににがりと塩を敷くという細かな技術が施されているそうです。

 

これらは、山居倉庫に行って聞いた内容なんですが、

100年以上の歴史よりも、

昔の日本の技術ってすごいなーと思うばかりでした。。。

 

ケヤキ並木を歩くとタイムスリップ?


人気の観光地であるケヤキ並木は、

山居倉庫の裏手、最上川沿いにあるんですが、

庄内平野の強い風や西日から守る為に植えられたそうです。

 

このケヤキ並木、

樹齢150年以上にもなるケヤキが35本連なっているので、

初めて見る人は圧倒されると思います。

 

CMの撮影でも活用されている酒田の人気のカメラスポットなので、

休日に訪れると県外から観光される方も結構いるんです。

私も早速、仕事で使うプロフィール写真を撮って来ました。笑

 

散歩をしていると、

昔にタイムスリップしたかのような、

そんな錯覚をしてしまう雰囲気が楽しめますよー。

 

山居倉庫から観る景色はとても有名ですが、

季節や時間帯で色んな表情を出すので、

何度観ても飽きないのが特徴です。

 

最後は「酒田夢の倶楽」へ


山居倉庫とケヤキ並木を楽しんだ後は、

併設されている観光物産館の「酒田夢の倶楽」と

歴史資料館に行くのが鉄板のコースになります。

 

地元の人間からすると、

観光の方たちで賑わってるのがすごく嬉しかったりします!

 

ミュージアムにはお土産屋、食事処もあるので

子どもを連れて遊びに行くのも喜んでくれると思います。

せっかく観光するなら食も楽しみましょう!

 

山居倉庫は酒田駅からはバスが出ていますし、

自転車でも行けるところにあります。

遊びにいらした際は、

ぜひ米どころ酒田を楽しんでほしいと思います!