日本なのにオランダ??
今回紹介する酒田米菓のオランダせんべいは、
昭和37年の発売以来、老若男女問わず地元のみんなから、
愛されている東北のソウルフードなんです!
そんな愛されお菓子なので、
酒田でアンケートを取ったら10人中9人が、
「せんべいと言えば?」
「オランダせんべい!」
と答えてくれると思います。
因みにですね、
初めに言っておくとこのせんべいに洋菓子要素はゼロです。笑
オランダせんべいの特徴
日本有数の米どころである山形県庄内平野から生まれたうるち米を、
100%使用して作ったうす焼きのせんべいというのが特徴です。
お米本来のおいしさを引き立てる薄塩味と、
厚さは3mmという薄さでパリッ!と軽い歯ごたえが
すご〜くやみつきになりますよ!
しっかりした味わいなのに口当たりが軽いので、
私はいつも10〜20枚はペロッと食べちゃいます。
また、お土産として渡しやすいのも嬉しいものですね。
東北限定で販売されているので、
お土産でお渡しするとちょっとした雑談になるのでおすすめです。
私は帰省するといつも箱買いしてます。
そして更に更に、
工場見学もできるので、観光の際は珍しい体験ができるかもしれませんよ!
工場に入ってみるとわかりますが、
飽きさせない為の面白い仕掛けが沢山あるんです。
小さい子も最後まで飽きずに楽しめるのも嬉しいポイントです。
オランダとの関係性
因みに、もうお気づきの方もいるかと思いますが、
この「オランダせんべい」とオランダという国には、
特にこれといった関係性は全くありません。笑
なぜオランダなのかと言うと、
山形の庄内地方の方言が起因しています。
「私たち」のことを「おらだ」と言うのですが、
「おらだの米で作った、おらだのせんべい」
↓
「わたしたちが作ったせんべい」
↓
「オランダせんべい」と命名することになったのです。
小さい頃から当たり前に食べてきたお菓子に、
こんな歴史があるなんて意外に面白いものですよね。
北海道にもオランダせんべい??
実は北海道にも「オランダせんべい」という商品があります。
北海道のものは長崎へ伝わった「オランダ焼き」からきてるそうです。
こちらのせんべいもほんのり甘く、懐かしい味がして美味しいんですよー!
同じ商品名なので食べ比べてみるのも楽しいかもしれませんね。
次回はおすすめの観光地
オランダせんべいは、
私たちが子どもの頃から食べてきた地元酒田のソウルフードです。
そして私の体の半分は「オランダせんべい」です。
山形県酒田市は田舎ではあるけれど、
ちょこちょこメディアに取り上げられたりしてるのが嬉しくて、
私も地元酒田の楽しさや歴史などをお伝えしたいなーと思ってます。
山形に興味を持っていただけるように、
食や文化、名産品や観光地など酒田の良きものを投稿していきますね。
次回は、地元の観光地をご紹介します。お楽しみに。