美術に触れるなら土門拳記念館!

まるで水に浮かぶ美術館


何やらとても強そうな名前で、

神々しい雰囲気のタイトルになってしまいましたね。笑

実際は自然に囲まれて気持ちが良くて、

雰囲気も柔らかくてほっこりするところです。

 

さて、この土門拳記念館は一人の作家をテーマにした、

日本初の!写真専門の美術館なんです!

1983年(昭和58年)10月に、

土門拳の故郷、山形県酒田市に開館したのです。

 

一人の作家の写真のみを展示する美術館は、

世界でも珍しいのだそうですよ。

美術館巡りが趣味の友人に話しても、

写真だけの美術館は聞いたことがないと言われました。笑

 

私は学校の授業で行くこともあったので、

地元の人なら一度は足を運んだことのある場所だと思います。

自然に囲まれたところなので、

記念館に向かう道中もワクワクしてたのを覚えています。

 

到着すると、

とても広い公園に中に立派な建物が見えてくるんですが、

池に浮いているような眺めがとても不思議な感じがします。笑

美術館に向かっているのに、

冒険に出ているかのような気持ちになります。

 

土門拳という写真界の巨匠


地元の人間なら誰でも知っている土門拳は、

昭和期に活躍した写真家です。

文才にも恵まれ多くの著書を残していますが、

天は二物を与えることもあるんですね。

 

そしてこんな名言を残しています。

「アマチュア時代というものはぼくには一日もなかったのだ。

ぼくは最初からプロだったのだ」

いやいや、格好良すぎませんか?笑

社会人としてすごく勉強になります。

 

酒田市の名誉市民第一号になってからは、

全ての作品を酒田に寄贈しました。

なんとその作品数は約7万点!!!

なんかもうスケールが大きすぎて自分がちっぽけに感じます。

土門拳と作品を通して、

酒田のことをもっと全国の人に知ってほしいなと思うばかりです。

 

実際に作品に触れて感じること


 

館内は広く、ゆっくり作品を鑑賞できるのがポイントです。

また、写真一枚一枚に土門拳の解説文があるので、

すごくわかりやすいです。

当時の世相が伝わってくるように感じますよ!

 

昭和の石炭から石油へエネルギーが切り替わるところ、

当時の筑豊で働く人や子どもたちの生活についての作品がありました。

1957年(昭和32年)、原爆投下から12年後のヒロシマ。

そこには、

12年経っても被爆による病に苦しむ人々の姿があります。

 

私がこの作品を見て感じたのは、

過去に戦争があったことを忘れてはいけないことと、

未来に希望があることを信じることです。

 

戦争の経験はないので上手く伝えるのは難しいですが、

写真から感じ取れるものが人によって違うのも、

芸術作品の面白いところなのかなと思います。

足を運べば、

作品に衝撃を受けて感情を刺激されることでしょう。

 

作品以外にも見どころ


土門拳と親交のあった芸術家の方たちが、銘板や彫刻、

ベンチをはじめとしたオブジェを記念館に寄贈しているので、

建物の設計なんかも楽しんでほしいポイントです。

 

また、

記念館の周りの景色と、夏に咲くハスもお見逃しなく!

ここでは伝えきれない魅力が沢山ありますので。

 

ぜひ写真に興味がある方もそうでない方も、

酒田にいらしたときには特におすすめしたい場所です。

時期によって展示が替わるので、何度でも楽しめますよ!

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