何はともあれ日本酒が飲みたい

 

山形の日本酒がすごい件


米どころの山形と言えば、日本酒も外せません。

私は地元に帰ったら、

1日に一升瓶1つは空けてしまうぐらい好きなのですが、

とても奥が深くてのめり込んでいます。

 

実は山形の日本酒は2016年(平成28年)に、

都道府県としては初の地理的表示(GI)に指定されています。

これは、

山形の日本酒全てが高品質であることが認められた証なんです。

 

美味しいのはもちろん、

普段あまり飲まない方にもおすすめできるのが山形の日本酒です。

 

約50もの酒蔵が質の高い酒造りを


日本酒と言えば、

山形県村山市にある高木酒造の「十四代」が、

日本全国でとても有名ですが、

他にも沢山の素晴らしい日本酒があるんですよ!

 

本当に質の高い銘柄が揃っています。

県内では約7割の酒蔵が輸出しているんですが、

輸出量は東北6県で第1位なのです。

日本酒に取り組む姿勢は、全国1位ではないかなと思っています。

 

日本酒の歴史は古い


山形の酒造りの歴史は安土桃山時代にさかのぼり、

酒田の隣街の鶴岡市にある羽根田酒造は1592年に創業した県内最古の酒蔵です。

続いて創業した小屋酒造など、県内には54の酒蔵がありますが、

なんとその多くが江戸時代以前に創業した老舗の酒蔵なのです!

 

こんな歴史があったことに正直なところ驚きました。

歴史を知る前は、

米どころだから日本酒を作っているぐらいに思っていました。

歴史を知った後では、

山形のことを誇りに思えるようになったんですよね。

 

長い時間をかけて伝統と文化を後世に残すのって、

簡単なようでとても難しいとはずなので。

更に地元が好きになったことですし、

これからは自信を持って山形の良いところを伝えていきたいです。

 

酒田で愛される日本酒


今回は酒田の日本酒をいくつかご紹介したいと思います。

「酒」の字を冠する酒田は、

全国的にとても高い評価を得ている米どころです。

私としては鼻が高いポイントの1つです。笑

 

豊かな自然と良質な水、空気の中で仕込まれた日本酒は、

お酒好きには本当にたまりません。

 

それではまず最初は、

「菊勇・きくいさみ、三十六人衆」です。

菊勇の特徴として、麹造りがあげられます。

菊勇の場合は、特定名称酒は全て蓋麹製法で行なっているのです。

蓋麹製法は麹の造り方の一つで、最も手間暇がかかる造り方の為、

通常は大吟醸や特殊な高級酒以外は行わない製法です。

 

「三十六人衆 純米酒 出羽の里」は、

日本全国美酒鑑評会でお燗部門大賞に選ばれ、

1800mlで2000円弱とお得かつ、お試ししやすい純米です。

 

2つ目は、

酒田酒造株式会社の「上喜元・じょうきげん」です。

発売元の酒田酒造株式会社は、

大吟醸を初めて市販化に成功しました。

「地酒 山居倉庫 純米大吟醸 上喜元 出羽燦々」は、

定番人気となっていて飲み手を選ばず、

旨みと香りがを楽しめるおすすめのお酒です。

 

そして最後は、「東北泉・とうほくいずみ」です。

蔵元の創業は明治35年(1902年)で山形の雄大な山、

鳥海山の伏流水を使用して特定名称酒を中心に醸造を行っています。

 

「地酒 山居倉庫 純米吟醸 東北泉」は、

ほんのり上品な甘さでさらっとした味わいが楽しめます。

飲みやすいので女性にもとても人気なんですよ。

 

日本酒は難しくない


日本酒って沢山の銘柄があって、

慣れていないと甘口や辛口など何を選んで良いか、

わからなかったりします。

 

でも安心してください。

美味しいと思ったものを好きな食事と楽しめば良いのです。

山形の日本酒はそれが実感できると思っています。

 

正直なところ、私も全然詳しくないので、

美味しい日本酒があったら教えてくださいねー。

 

酒田に遊びに来た際は、酒蔵見学もできるので、

ぜひお気に入りの一品を見つけてほしいなと思います。

そして日本酒に興味を持っていただけたら嬉しいです!

ご覧いただいてありがとうございました!